建築を学ぶ社員旅行
この度、社員旅行でドイツへ訪れました。
今回は「本場の建築文化に触れること」をテーマに、歴史的建築物や建築専門の博物館などを見学しました。非常に学びの多い旅となりました。
トリーア、ケルン、フランクフルト周辺を巡りました。
【ドイツ建築博物館】

フランクフルトにある建築専門の博物館で、今回の旅の中でも最も現代的な建築知識に触れられた場所でした。建築賞受賞作品やサステナブル建築の事例など、実務に近い内容も多くデザインと機能、創造の融合に関する考え方、木造建築から現代建築までの模型や資料を通して、建築史の流れと革新の歴史を学びました。伝統的な木組みの技法展示や設備技術の進化に関する展示から多くの刺激を受けました。
【トリーア大聖堂】
ローマ時代に起源を持ち、様々な時代の増改築が重ねられてきた、まさに建築の歴史そのものといえる建物でした。石造建築の重厚な構造や、時代ごとに異なる構法の融合、空間構成の変化など、ひとつの建物の中に複数の時代の技術が共存しており、「建築に継承と発展」のあり方を学ぶ貴重な機会となりました。
【ケルン大聖堂】
垂直性を強調した構造や、ステンドグラスによる光の演出など、精神的・現象的要素を構造的にどう表現するかという点に深く感銘を受けました。また、高さ157mにもおよぶ塔の構造や、600年以上かけて建設されたプロセスは、長期にわたって価値を積み重ねる建築という考え方を再確認させてくれました。
他にも、中世の雰囲気が残るクロンベルク城などを巡りました。
今回の社員旅行では、建築に携わる者としての視点で名所を目靴ことができました。歴史ある建築物の構造や機能に触れることで、ひとりひとりが仕事への誇りと刺激を受け取ったように感じています。日々の業務から少し離れ、海外の建築に触れることで、仕事のモチベーションも新たになりました。
今後も、より質の高い施工を目指して、社員一丸となって取り組んでまいります。
